遠州縞の着物モデル

なかの

2008年06月24日 17:11



遠州縞あるいは遠州綿つむぎは、魅力的なモノのようです。

見た人が
シニアならば懐かしい。若い人は新しいデザインといいます。
多くの方が関心を持ってくれます。

昨年から、静岡県のグッドデザイン賞県知事賞受賞
浜松ビジネスコンテスト最優秀賞
やらまいかブランド認定
と評価をいただき、認知度が少しずつ高まってきています。

という中で今、遠州縞は、様々な商品に使われ始めています。

和服や浴衣、日傘、扇子、和装小物
椅子やソファのファブリック
日本旅館のユニフォーム

シャツやジャケット、ネクタイ
若者のシャツやパーカー
ジーンズ
女性のスーツやワンピース

名刺入れなど様々なデザイナーが遠州縞を形にしていっています。

昨日であったのは
アキバ系のファッションドールの世界にも遠州縞は使われ始めていました。

ファッションドールのネット販売を手がけるリトルワンダーワードローブさんへ行ってきました。
写真は、撮影用にポーズをとっている遠州綿つむぎの浴衣を着たファッションドール(中でもスーパードルフィーという高級ブランドだそうです)

アキバ系、オタク系と何かと揶揄されますが、この市場は今や2兆円、世界に日本のオタク文化とともに商品が動いています。

アニメ、ゲーム、ドールなど理解しにくい分野ですが、現実に大きなビジネスにもなっています

こうしたライフスタイルを選択した消費者の中で、モダンの和を求める流れもあるそうです。海外向けにもいいでしょうね、きっと

さて、遠州綿つむぎは、どんな風に思われるのでしょうか?
まずは、昨日聞いたところ、作り手さん(職人さん)の評価は、一言で言うと、高級な素材という印象
糸がきめ細かく触った感覚もよい、しかも扱いやすい、使いやすい。価格も手ごろ

単なる綿の生地ということではない、何か見えない魅力を感じてくださっているようです。

これからどんな風になっていくか、楽しみです。

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