自ら情報を発信する個人
ブログやブログを活用したSNSを利用する人が急増する中で
特長的なのは
自ら情報を発信する個人の登場です。
日常の何気ないことを日記風に書いていながらも
個人としての意見、感想を
情報発信しているわけです。
例えば消費者として
今までは、買い物や食事をして
感じたことを伝えることをしなかったり
せいぜい家族や友人への伝達どまりだったのが
ブログによって広く伝わることになりました。
また
ブログに記事を書くというモチベーションを持っているため
見る目、考える視点が広がったり深まったりします。
これ気づき始めた個人が登場してきています。
小さな個人が発言することができ、小さなメディアにもなりうるという
ひょっとしたら人類史上始めての環境が整ったのかもしれません
さて
これからの課題は
個人がそれを意識して
社会的マナーはもちろんのこと、コミュニケーションの仕方に配慮しつつ
誰に、何を伝えたいのかの整理や
自分の記事による発言の意義や影響
を考える個人に成長していくことです。
よく考えると社会の中で暮らしていく上で当たり前のことのようです。
が、新しいコミュニケーションの仕方、道具を手にしたのですから
間違いや失敗もあるでしょう。
めげずに、適切に使いこなせる個人になっていかねばなりません。
小さな個、力の弱い個が、社会との関わりを活発化でき
参加、参画できる可能性が生まれてきていると思うのです。
関連記事