消費され陳腐化する言葉
情報化社会は暮らしやビジネスに良い影響を与えているが
一方で困った影響もある
その一つが
言葉とその意味が様々な人が様々なところで使うことで
本来の意味を伝えるものでなくなってしまうことが多く見受けられる
言葉の消費と陳腐化である
このところ私が、悩んでいるのは
アートとクラフト
アーティストとクラフトマンという文化に関わる言葉について
ある陶芸家や画家が数多くいるまち(地域)を表現するのに
例えば「○○の住むまち」といいたいのだけれど
しっくりくる言葉が見つからないのだ。
アーティストやクラフトというのは
本来は一流の高い表現力をもつものだけに使われる称号のような言葉なのに
軽く使われてしまっているため
言葉が居心地がよくないのだ。
○○作家も同様
言葉は、その意味や意義をよく考えて使わないと
陳腐化して、結果困るのは私たちである
マスコミ特にテレビでの使われ方によって陳腐化は急速に進むようだ
私たちは、受身の立場からメールやブログによって
情報発信する側にもなりえてきている
使う言葉は、気をつけてよく考えて使うようにしたい
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