満開!熊野の長藤

なかの

2006年05月03日 16:30

加茂西屋さんに立ち寄り、新茶リキュールの開発の話をする

近くに来たので、熊野の長藤を見に、池田の行興寺へ来た。

長藤が満開で、藤棚の下を歩くと、藤の香りが気持ち良い。
この熊野(ゆや)は、平清盛の次男宗盛に愛されたこの地の女性

「いかにせむ都の春も惜しけれど、なれし東の花やちるらん」
熊野が京都で病気の母を案じて詠んだ句

源頼朝が当時第一の美人と言ったといわれる。

磐田の白拍子やあさがおと共に、磐田のまちは美人が多いことを象徴する

そういえば、浜松の蒲の冠者、源義経の兄も確かこの池田の生まれ


平安時代の末、時代を駆け抜けた人物が多くいたものだ


それはそうと
長藤の下で鯛焼きを食べながらぼんやりとしていると、隣りの女性達が、「今年はなくなちゃって淋しいね」「来た目的はそれなのに」
なんのことかと聞くと、名物の地元のおばあちゃん達のおでんが出ていないらしい

何かややこしいことがあったらしいのだけれど、

楽しみに来ている人の声を直に聞くともったいね

関連記事