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2008年11月04日

これからの地域商店のモデル(続き)

これからの地域商店のモデル(続き)

三ケ日の物産館マルニさんを例に、これからの地域商店のモデル(続き)をいうお話を書きましたが
その続きです

私が考える地域商店のイメージは
1 その地域の人たちに必要とされるお店(なくてはならない店)
2 その地域の資源(資産)を活かした商品やサービスをつなぐコーディネート、情報発信の場
3 地域のコミュニティの場
そして、ハイレベルの経営ノウハウやテクニックなどなくても、誰でもがんばればやれるお店です

客単価も高くはないので、そんなに儲からないけど続いていくお店
大きくなることは望まないけれど長く続くお店

三ケ日のマルニさんを見ると、そんなイメージにピッタリです

来店客は多いです
買っていくものは、日常のモノが多いので、安いし、たくさん買っていくわけではありません。
忙しいわりに儲からないのでは?と心配するぐらいです。
(話題のソフトクリーム100円です。お店の中のスペースでおしゃべりしながら食べれます)

が、お店の経営者のご夫婦の様子、お客さんとの会話、雰囲気は、とてもいい感じです
居心地の良いお店です

食品を買っていくお客さんの合間に、何故か釣りのえさを買う男性客もいて、とても不思議です

この地域に必要なお店としての品揃えを努力してやっています
田舎のよろず屋さんといえばそうですが、近くにあるコンビニエンスストアとは
全く雰囲気の違うタイプです

何故、このようなお店ができるのか、他の地域、業態でも学べることは何か
と考えてみると

1 基本は人間力
人間力というと大げさですが、人柄といい、お客様視点の品揃えといいい人間力のなせることだと思います
儲けようとする前の基本ができていることがやはり大事だと思います

経営のテクニック、技法に走る人がよく見受けますが、それも活きるかどうかは、人間力を磨いてこそです
忘れないように。

2 商いは飽きない
これも基本でですが、細かな小さなことも含めて自分の力に応じて、丁寧にやり続ける

3 環境変化への対応
周りのお店の開業、廃業、人の気持ち、ライフスタイルの変化、季節、イベント開催時など
きちんと対応する目と耳と行動

4 地域を大事にする
その地域のこと、地域にあるモノやコトに関心を持つこと。そこから良い状況、機会が見えてきます

5 人が好き、を大事にする
1の人間力に通じることかもしれません。
お客、近所のお店、仕入先などとの関係も人との関係です

儲けよう儲けようと念じていると、自分だけ儲けように陥りがち
自分だけ儲けようが相手に感じられると、商売は上手くいかなくなってしまうようです

江戸時代の商人の家訓にあるように、武士道と同じように商人道が大事
商人は、売るものによって、お客が幸せになるモノでなければいけない
幸せになってもらえるものを真剣に仕入れて(作って)
適正価格で売る。値引きはしない

このことは現代にも通じることだと思います

これからの地域の商店は、規模を大きくする、売上を大きくすることよりも
自分のお店は、お役に立っているのか、必要とされているのか
そうなるにはどうしたらよいのか
を重視した方がよいと思います



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