2010年05月19日
遠州縞が作られる工程を歩く
昨日、遠州縞プロジェクトで、遠州縞の8つの工程の現場を見にいった。
糸から染、カセ上げ、糊付け、管巻き、整経、経通し、織り
浜松地域は、江戸時代末期から繊維産業が発展し、それが、機織の機械の発明、改良が、トヨタ、ヤマハ、スズキなどの自動車産業に活かされて行った。
一方、繊維の仕事は、衰退し、細々と行われているのが現実だ。
なんとか、大量生産ではない、人の手をかけたものづくりを重視し、手間ひまかけた織物の魅力を、世に問い、技術とモノをつないでいくことは、
これからの私たちの暮らし方を再考し、再構築していくことにつながると確信している。
昨日の見学から学んだこと、感じたことを基本に置きながら、これから取り組むべきことをますます強く意識した。
遠州縞のものづくりを継承していくことは、私の、私たちの使命です。
Posted by なかの at 10:49│Comments(0)