2006年03月19日
北海道六花亭~効率より大切なものを大事にする経営
経営コンサルタントの中野です
ホワイトチョコレートで有名な北海道の菓子メーカー「六花亭」
この会社は、札幌に40店舗も直営店を出し、グループ全体で170億円だそうです。
北海道のお土産として現在は「マルセイバターサンド」が単品で70億円にもなるそうです。
この「六花亭」のすごいところは、
「菓子作りを機械の都合に合わせるな」という先代の社長の信念を、大きくなった今でも
守り続けているところだ。
機械化するのは、手作りと品質が変わらない工程のみ。
例えばシュークリームのカスタードクリームを1日7000個も作るのに、材料を混ぜるのは
人だそうだ。
さらに、販売の中心は札幌だが、工場は、本社の帯広のまま。
片道5時間かけて物流しているそうだ。
根気の要るお菓子づくりは、あくまでも札幌よりも帯広なのだそうだ。
効率以上に大切なものを、何が基本なのか、きちんと考えているが故に
顧客に社員に支持される強い会社になっているのだろう。
効率を高めるだけでは、顧客も社員も感動、共感してもらえない。
どの企業経営においても、重要なことを学べる会社だと思う。
日経ビジネス2006年2月27日号を参考に書いています。
ホワイトチョコレートで有名な北海道の菓子メーカー「六花亭」
この会社は、札幌に40店舗も直営店を出し、グループ全体で170億円だそうです。
北海道のお土産として現在は「マルセイバターサンド」が単品で70億円にもなるそうです。
この「六花亭」のすごいところは、
「菓子作りを機械の都合に合わせるな」という先代の社長の信念を、大きくなった今でも
守り続けているところだ。
機械化するのは、手作りと品質が変わらない工程のみ。
例えばシュークリームのカスタードクリームを1日7000個も作るのに、材料を混ぜるのは
人だそうだ。
さらに、販売の中心は札幌だが、工場は、本社の帯広のまま。
片道5時間かけて物流しているそうだ。
根気の要るお菓子づくりは、あくまでも札幌よりも帯広なのだそうだ。
効率以上に大切なものを、何が基本なのか、きちんと考えているが故に
顧客に社員に支持される強い会社になっているのだろう。
効率を高めるだけでは、顧客も社員も感動、共感してもらえない。
どの企業経営においても、重要なことを学べる会社だと思う。
日経ビジネス2006年2月27日号を参考に書いています。
Posted by なかの at 23:13│Comments(0)
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六花亭のチョコレート!特集! 【スイーツファン】at 2006年04月15日 20:08