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2007年10月29日

「食える」と「旨い」はどちらが美味




遠州国人として
何気なく使う
「あそこにできた店どう?」「うん、結構、食えるよ」

というこの地域の言葉と文化について
よくいく喫茶店のマスターからテーマを投げかけられ
ひとしきり話込んだ。

遠州地域の言葉は、荒っぽい、そっけない、スピード感がある
と言われますが

このまちの人って「ウマい」っていえばいいのに「食える」っていいますよね
と三河地域出身のマスターにいわれて
否定しようかと思ったけれど
自分でも仲間内だったりすると使うなあと

こうした言葉遣いに象徴されるように
遠州地域の人は、

「食」「メニュー」「食事」「食事の時間」など
大切なことを重要視していないことの表れかもしれませんね

美味しさ、食事するときの時間のすごし方、心地よい空間など
食文化が醸成されにくいのでしょうね。地元の人だけでは

文化を大切にしようと思わないでしょうから(食えればいい)

これは
歴史に裏打ちされているという証拠があって
大正か昭和初期の旅行記にも、東海道随一の「不味い」「高い」「サービスが悪い」まち「浜松」
と書かれていますし

江戸時代も、文化に関心がある人は、掛川へは立ち寄るけれど
そこから、森町、秋葉山、奥浜名湖へと「塩の道」を行ったそうです。
浜松は、そうした人たちにとって、寄る価値のない町と定評だったようです。

そうは言っても、あきらめたくないので、考えてみましたが

シナリオとしては、
やはり、遠州地域の生まれ育ちの人間がえばっていてはどうにもならないでしょう
幸なことに、この地域には、この町以外の出身の人が多くいます
外国人(遠州国からみて)の力を発揮してもらうことでしょう

異質な、多様な価値を持つ人と地元人がせめぎあうことで
流れが変わっていくことでしょう

■こんな会話ができる喫茶店っていいですよね。
これが喫茶店などの大切な意味かな。





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