地域ビジネス応援！経営コンサルタントの話

アメリカでは、ブログが草の根（市民）の政治活動を支えているようです。

政治に無関心な層に参加意志を持たせ、政治を草の根レベルに取り戻すよう導く役割を果たしているという研究があるそうです。

これは、可能性があるかもしれない。
なぜならば、積極的にブログを書いたり読んだりする人たちの多くは

・既存のメディアに飽きている
・今の社会の中で、高い満足感を持っていない
・今の社会で力を発揮できない立場にある
・前向きにチャレンジしたいが、資金、ネットワークなど資源が不足している

といった人が多いと推定されるからだ。

ブログだけでなく、ITは、現実の世界で、
権力や力を持っているひとには無用なもので、
どちらかといえば邪魔なものだと考えているふしがある。

この地域ブログコミュニティの「はまぞう」でも
既存のコミュニティや安定したネットワークでは盛り上がらない。

例えば、「浜松祭り」が、意外とこのブログで盛り上がらなかったのは
関わる人たちにとって、新たに情報発信して、仲間を募ったり
知らせたりする必要がないからだろうと推測できる。

満足し安定しているところは情報受発信のモチベーションが高くないわけだ。


ブログが政治に無関心な人たちを、生活の中の身近な関心ごとから
関心を持つ流れを作れるかもしれない
というのは興味あることだ。

その先に市民の参加、参画の道筋ができたら素敵なことだ。

参照
ブログで広がる、新しい草の根政治運動