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2006年01月31日

これからも小売店は大きくなるか

経営コンサルタントの中野です

しょうへいさんからコメントをいただきました。

小売業に携わってきて、お店を閉める「つらさ」を語っていただきました。

「利益が出たり、高い集客力があることより、
「あなたの店は私に必要だ」と感じてもらえる人を一人づつ増やしていくことが、大事だということでした。」
「店舗を閉める度に、「閉めざるを得ない原因は地域で必要とされなくなったため」ということを痛切に感じました。」
「たとえ今は「便利な店」と、感じてくれていいても、新たな便利な店にお客様は移ってしまう。」

一言一言がずしりと重たいものがきます。

お店を任され真剣に仕事をしていても届かないもどかしさも。

その原因の大きな要素が店舗の大型化です。

以下は
このコメントを読みながら引き出された私の考えです。

小売店は、競争しながら、適正規模(利益効率)を求めて大きくなっていく。

これが今までの小売業の法則と言われています。
業種別に適正規模があるとも。

しかしこれからもそうでしょうか?
私は、今後、この法則は限定的なものになっていく。
と予測しています。

「人口減少」「超高齢化社会」「少子化」「ユビキダス(いつでもどこでもだれでもIT)社会」
「消費の成熟」「ものよりこと」


これらの時流を捉えたキーワードは
今までの常識が常識でなくなることを示していると思います。

今後は、お店の規模は小さくなる
身の丈サイズのビジネスに向かっていくと予測します。

それに向かって、会社は、新しい価値の創造が求められます。

もう一つの視点は
消費者も、賢くなったならば、さらに賢くならねばならない時代になると思います。

消費者も「安物買いの銭失い」にならないように、
どんなお店を求めるのか、大切にするか
問われていくと思います。


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和佐大輔と木坂健宣の【ネットビジネス大百科】【世界初「コピーライティング専門書」ネットビジネス大百科 トップ】at 2007年08月15日 21:58
この記事へのコメント
歳をとったら、広いすぎる大型店では買い物するには大変だと思っています。駐車場も広すぎる。近所の小売店は、高齢者でにぎわっているけど、売り上げは上がらないだろうと思います。気に入った物を見つけては、小売店で買うようになりましたが、足りない物はスーパーで買い足さないといけないし・・商店街が復活すると良いなぁと思います。
Posted by vianca at 2006年02月01日 01:28
いつも読ませてもらってます。
>必要とされなくなったため
この言葉、いつも気にしています。これは必要なものなのか?私は世の中に必要な人間なのか?そして、それを決めるのは自分ではないといこと、だめでも誰も助けてくれないということ。 別にネガティブになっているわけではないですけど、自営業は自分がすべてなので、見切ることも必要だし変化も必要、それでも駄目なら辞めることも必要、だと思ってます。
Posted by yokoi99 at 2006年02月01日 08:02
酒屋が抱える問題と似ています。

今の酒屋が抱える問題と似ていると思いました。日本酒離れ・・スーパー、ディスカウント店、コンビニでの酒類販売。郊外店の巨大な酒屋などなど。

間違いなく町のちっちゃな酒屋は潰れていく可能性があります。

いかに・・地域に愛される酒屋となっていくか・・問題は山積みです。
Posted by 三方原ポテトチップ at 2006年02月01日 09:41
viancaさん
そうですよね。私も同感。

みんながそう思えば、きっと復活しますよ。

yokoi99さん
ありがとうございます。
「必要とされる」これが生きているあかしですよね。
でも、「必要とされない人は一人もいない」とも思っています。

「志」、遠い向こうに素晴らしい何かをいつも求め続けられたらと思っています。

三方原ポテトチップさん

小さくて経営が成り立つあり方を、がんばって見つけ出します。
がんばりましょう!

浜商カレーもがんばってください。
みんなを巻き込んでください。

消費者の参画が、小さな会社のキーワードの一つです。
Posted by なかの at 2006年02月01日 22:27
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これからも小売店は大きくなるか
    コメント(4)