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2006年02月15日

固定概念を超えて

時代の流れの中で、常識だったことが常識でなくなることがある。
でも人の意識はなかなか変わらない。

しかし、変えたほうが、将来、未来の展望が見えてくることは多い。
その一つとして

地域ビジネスを考えるときには、まちづくりとの関わりは欠かせないのですが、その中で
時々気になる「中心市街地」という言葉について感想です。

中心市街地いう名称は、実は
「中心市街地活性化法」(正式には「中心市街地における市街地の整備改善及び商業等の活性化の一体的推進に関する法律」)という法律に由来しています。

大型店が郊外に出店し、売り場面積、営業日、営業時間などの規制が撤廃されるのに対して
全国の商店街の活性化のために、と考えられた法律で、それぞれのまちが決めた区域を「中心市街地」として、様々な活性化策に補助金や優遇措置があるのものです。

(※ たいていの場合、主要な駅周辺地域のようです)
(※ まちづくりに関する法律は改正され変化があるようですが)

何が言いたいかというと
浜松や磐田、袋井、掛川といったまちの中の「中心市街地」といっている区域は、
行政が決めた法律に基づく区域のことを言っているだけということ。
(※ ちなみに行政が決めたということは、私たち市民が決めたことですよ)

でも
実際には市全体の市民、消費者にとって
生活の中心かどうかとは別ということ。


活性化しないといけない主なまちは、それぞれの生活圏にあるのだから。

私の、あなたの
活性化して欲しい中心地は、JRの駅前ばかりではないですよね。

駅前にほとんど用事の無い人が
「中心市街地」という言葉を使って、
衰退しているからなんとかしないと、言う人がいるのだけれど
その前に、自分のまちのことを考えようよ。


逆に今、指定されているところも「中心市街地」って呼ぶのをやめて、
一地域として、その特長を活かしたまちづくりという
発想をしていくと、いろいろな可能性が見えてくると思う。


超えるべき固定概念だと思う。

例えば
浜松は、中心地がたくさんあって、分散しているという特長がある。
地域地域に、中心ができている。

例えばだけど水窪の、細江の、葵町のまちの活性化も大事だよね。

そうしたまちにも意識を向けてみようよ。



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この記事へのコメント
浜松市長の北脇さんも「クライスラー型」って言ってるんだから。。
Posted by おが at 2006年02月15日 23:31
つっこんでいい?

「クライスラー」ではなくって、
「クラスター」だってば。
Posted by 魔女っ子 at 2006年02月15日 23:55
失礼しました。。。
Posted by おが at 2006年02月16日 00:07
もう何年も前ですが、

「どうして中心街は活性化しなくちゃいけないんですか?私は、中心街(といわれている地域)より、自分の住んでいる地域を住んでいる人たちで活性化したほうが良いと思いますが?」

と、市長さんに質問したことがあります。

市長さんのお答えは
「駅前が衰退している都市は、都市全体が衰退します。」
というものでした。
私には、理解できませんでした。

浜松もずいぶん長い間、中心街にお金をつぎ込んでいますが、依然として活性化はしていないような気がします。

活性化の根拠もわかりませんが、評価や検証も無く、ただやり続けているだけでは活性化しないのではないでしょうか?
Posted by コーシ at 2006年02月16日 01:01
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    コメント(4)