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2006年04月06日

食の安全性と生産者

経営コンサルタントの中野です。

神経質な時代を書いたところ

生産者の横井メロン農園さんと森の佐野ファームさんからコメントをいただきました。
大切なテーマだと思うので、引き続き思ったことを

消費者は、口に入る食べ物ですから安全性を求めるのは当然です。
自分では、なかなか判断できないから、行政が
法律や規格により規制強化する。
それによって一定の安全性を確保する。

消費者は、それで一応安心する。

といってもほとんどの人は知らないまま買うのだと思うのです。

気にするのは、流通事業者です。
消費者と直接対面するスーパーなどが、急速にそうした安全な食材を提供する
ことを経営政策の基本に置き出しています。


モノが生産され、消費者に届くまでの中で、流通が、力をもっているのですから
生産者にとってみれば、
様々な規制強化は、苦しい環境変化となってしまいます。

例えば、生産コストアップにも関わらず値上げできにくいとか
不注意が大きな損失につながるとか。
生産者にばかり大きな負担がいってしまう危険性があります。

農業をビジネスとして考えた場合、こうした仕組みの中で頑張っていくには
1 大規模農業へ向かう(企業として経営力をつけ、生産力を背景に販売力をつけていく)
2 小規模でやりながら農協のファーマーズマーケットやとれたて元気村のようなとことで販売委託する
3 小さいけれど経営力を高めて(生産、管理、販売など)、自らのブランド化をはかり、顧客との直接のつながりを強くしていく。
4 自らの生産力を活かして、異業種へ進出する。(食品加工から商品化、レストラン経営など)

選択肢はこの4つなのかなと思っています。

2以外は、総合的な経営力が必要です
農業、つまり生産専門にやってきた方にとって、あまり考えなくてすんできたことにチャレンジしないといけないわけです。

まずは
1 異業種の方々とのコミュニケーション
2 消費者とのコミュニケーション
3 会報、メールニュース、ブログなどでの情報発信
などを積極的に取り組むことをお奨めします。

そんな場作りは、私の仕事だと勝手に考えています。

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この記事へのコメント
農業をビジネスとして考えているので、まさに1・2・3とあげられた事に取り組んでいます。
もっと、もっと、生活者の皆さんとの距離を縮めて行きたいです。こうやって考えてるっこと事態、自分たちで壁を作ってしまっているのかもしれませんが。。。

食の安全への取り組みは、いろいろなところで始まっています。
大切な事なので、みんなにわかってもらいたいな~。
Posted by 野菜のソムリエ at 2006年04月11日 17:43
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