地域ビジネス応援！経営コンサルタントの話

経営コンサルタントの中野です。

起業、創業あるいは新規事業の立ち上げにも
お役立ちする知識を提供しています。

今までの記事は、こちらをどうぞ「起業のための心得集」

その６　ビジョンをわかりやすく伝える

企業経営の根幹となるのは以下の４点です。

１　事業を通して目指すもの「ビジョン」
２　それを実現するための「経営戦略」（大きなストーリー、シナリオ）
３　そして、具体化する「経営計画」
４　あとは、計画の進捗を管理する、振り返る、軌道修正する「マネジメントの仕組み」

経営者は、これを頭において経営に取り組んでください。

さて1番目のビジョンについてです。

いろいろな方とお話していると、「ビジョン」は大事だけれど
これは「建前」でしょ。という人が意外と多いのです。
「夢物語」みたいなビジョンは、建前で、本音は「儲かるかどうか」だというわけです。

残念で仕方ありません。

「顧客の豊かな暮らしのために」とか、「地域社会のために」は、単に建前で、
要は自分が儲かればよいという風に聞こえてしまいます。

そんな気持ち、心のあり方で、一生懸命知恵を出し、汗をかいて幸せでしょうか？

もちろん経済的に儲けることは、事業を進める上で必要な、大切なことですが
目的ではありません。手段です。