はまぞう研究〜元気な女性たち
現代は女時(めどき)といわれるように女性が元気だが、
ブログはさらに女性たちを元気にしているようだ。
全国的にもアクセス多い人気ブログには女性が多い。
どちらかというと
社会の中で、社会や人との関わりが限定されがちな女性が
自己表現しつつ多様な関わりを作っていけるブログやSNSに
楽しさと同時に、自己実現の可能性を感じているのかもしれない
はまぞうの場合
正確な比較データはまだないが
他のブログサービスと比較して、
継続率(ブログを書き続けている人の割合)
1日当たりのブログ記事件数が多いこと
年齢層が比較的高く、30-40歳代の人が多い
のが特長だ。
はまぞうでブログを書いている女性は
1 商売をしている女性たち、特に小さな(家族経営も含めて)お店や会社の店長さん、おかみさん
2 純粋に生活者、消費者として
3 NPOや市民活動でがんばっている人
が多いようだ。
内容的には
日常の出来事や感想を記事にするブログが目に付く。
何気ないことを気軽に情報発信しながら
共通の関心、共感できる人との関係を図っているのかもしれない。
はまぞうが女性にとって使いやすいわけは
・記事など女性も比較的安心して個を表現するできる雰囲気がある。
・女性にとって使い慣れている(パソコンは家では使えない方もいるらしい)ケータイが使いやすいシステムになっている
・同じような消費者、生活者の人が多く共感が得やすい
例えば、結婚してこの地に住んでいるが、馴染みが薄く、地域のコミュニティにも
関わり難く感じていた女性にとって
はまぞうは、ちょうどよい距離感で
居心地のよい自分の居所的なコミュニティを見出しやすいのかもしれない。
記事を書くだけではなく、身近なお店やレストランなど
口コミ情報源としても使われている。
一方で課題もある
使いやすいがゆえに
ネットでのコミュニケーションに慣れていない人も多く
コミュニケーション不足や文字でのコミュニケーションによる誤解など
もあり
小さいけれどトラブルも起こる
また、顔を会わせたことのない人とのコミュニケーションは
尻込みしがちな人もおり、情報発信のみでとどまってしまう
場合も多いようだ。
まだまだ書ききれないことがあるがこの辺で。
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