安全と安心は違うもの
食に関連する私語の中で
安全と安心を提供しましょう、とつい使いますが
安全と安心は全く違うもの
安全は、科学的データに基づいて、法律に基づいて基準があり(例えば 使用してよい農薬の種類や量
添加物でも使えるものと1日許容摂取量に基づく使用基準量など)
それを守る、行政はそれを監視する。
といったことです。
安心は、消費者が感じるものですから
安全基準を満たしていますから安心してください
といっても
それを守らなかったり、虚偽の表示をする企業が
時々報道されたりすると
不安になります
農薬や添加物は、なければないにこしたことは無いかもしれませんが
現実は、使用しないと収穫量は少なくなるし
買い物も保存も不便になるし
ほとんどは科学的データに基づいて安全基準に沿って管理されているから
大丈夫と思っても
「万が一」ということもあると心配になる人もいます
有害な食品を食べてしまう確率は、100万分の1、1億分の1
といわれますが
いくら理屈を言っても
わかってもらえる人ばかりではない
人の心理であり感性ですから
安全は、理性、論理的
安心は、感性、非論理的
「感性を活かす経営」のテーマですね
生産する農家、食品加工するメーカー、販売する流通業といった企業の
重要な経営課題です
安全は基準に沿って仕事をする。これは当たり前
消費者に如何に「安心」そして「信頼」されるか
これからの重要テーマです
写真は10日の丸塚バイパスブログ村の食事風景
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