2012年03月02日
中遠地域6次産業化フォーラム

2月28日は、中遠地域での6次産業化フォーラムで、講演した。
テーマは6次産業化を取り組む際のポイント
私の場合は、現場で一緒に考え悩み解決の方法を見いだすスタンスなので
いくつかの実例を元にお話しさせて頂いた。
6次産業化というのは、
農業という仕事を、生産だけに特化せず、加工や販売にまで広げてとらえ
農業事業者の利益を増やし持続可能な経営に改善していく取組だ。
昔読んだ本によると
江戸時代の農家は、米以外に様々な野菜や薬草など栽培し、時には加工し都市部や他地域に
行商に行っていたそうだ。
6次産業化というのは、新しいようで昔の仕事のあり方に戻るだけかもしれない。
もちろん現代のやり方で
作る、運ぶ、加工する、売る仕事を分業し専門化することが効率的で、あるべき仕組だと考えられて来たが
その限界が来ているのではないか
ここでも
垂直分業から水平連携へ変えていくことが大事だということだろう
写真は、磐田のトマトの鈴木さんのカラフルなトマト
台風の大被害を乗り越えて頑張っている
大変な被害だったと思うが当たり前のようにまた作り続けている
素敵な雰囲気の鈴木親子だ。
Posted by なかの at 22:34│Comments(0)