地域ビジネス応援！経営コンサルタントの話

起業のための心得集その３続きです。

起業というと、事業計画と収支計画を立てなさいという。
確かに大切です。私もそのように助言します。作るお手伝もします。

ここで伝えておかないといけないことは、
でもその前にもっと大切なことがある。事業計画は、それを形にしていくプロセスをシナリオにすること。
収支計画は、その結果を評価するための一つの方法です。

時々、相談があるのは、その事業は（商品は）儲かるかどうか？もっと極端にいえば、なんか儲かることない？ということ
儲かるかどうかではなく、儲けるためにはどうしたらよいか？であるはずだし
この商品を扱いたいのだけれど、どうしたら利益の出せるのか？方法はどんなものがあるか？
なのだ。

儲けることは「目的」ではなく「手段」であるはず。

起業しようとするあなたに聞きたい。まずは、
あなたは、その仕事が好きですか？
その商品（サービス）や技術が好きですか？

自分自身に問いて欲しい

そして、
その事業を通してどんな価値を作れるのか？
素晴らしい、素敵なことをお客の生活に、自分の周りに実現しようとすることは何か？
それが支持されれることならば、結果として儲けることができるのです。

必要とされているはずなのに、儲からないとするならば、それは、方法が悪いからです。
その方法とは、「経営管理技術」「経営手法」と言われるものです。

はずさない方が良い基本的なものから、規模や業種、状況によって多種多様な手法があります。

目的の前に手法にこだわってもうまくいかないし、自分自身が仕事に疲れてしまいます。飽きてしまいます。

さて
心得その４は

この話題の中で出てきた
「儲ける」「儲かる」についての考えを伝えたい。

日常聞かれる「あの会社は、儲かってていいね」とか「儲からなくなっちゃて困った」
どうも誤解や間違いがある気がする。それがうまくいかない原因であり不幸をよんでいるような気がするからだ。