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2006年10月07日

まちづくりショップかくあるべし



経営コンサルタントの中野です。
今年6月、豊橋駅前にオープンした「ふる里」を訪ねてきました。
素敵な人とお店に出会えました。

豊橋の駅前商店街の空店舗は、市と商工会議所の設立したTMOが借り受け
数年前からチャレンジショップだったそうだ。
それを今年から豊橋を中心とした逸品の情報発信の場に変更。(ときわ逸品館)

豊橋や東三河の歴史文化の情報発信とともに企業の商品の展示販売コーナー
と市民ギャラリー

その一角に
「ふる里」が8坪分のスペースを借り、
販売力は弱いけれど、良品であり昔ながらの技を受け継ぐ地域の財産である
豊橋や中山間地、遠州の小さな会社、生産者の商品の販売を始めた。

この店の経営者は、田中義仁さん。初めてお会いして、しかも突然インタビューを
お願いしたにもかかわらず、気持ちよくお話をしていただいた。

田中さんの志は、
大手の企業に押されてしまっている小さな生産者のよい商品を販売する
三遠南信地域の中山間地の人たちの応援

経営方針は、商品は少ししか仕入れできない代わりに、買取。
もちろん原価を下げる努力でもある。
食品が多いのだから、売れ残れば全て田中さんが買い取り。
リスクをしょっているのだ。

立ち上げて4ヶ月、まだ経営者たる田中さんご夫婦の給料まででていないそうだ。
しかし
こうした思いの店が採算がとれるようになるまで頑張るよ。
それが、私の大切な義務のような気がする
と話すさわやかな笑顔が素敵だった。

卸会社の社長・会長をしてきたが、
この店を始めて、
商いの原点は、生産者と消費者と直接つながる小売店ではないか
とも感じているそうだ。

最近、商店街や中心市街地の活性化のために
空店舗を活用する事例が増えているが、多くは上手くいっていないようだ。

この豊橋のお店のように
志をもってリスクをしょって立つ決心をした人がいることが
ベースになくてはならないと思う。

このようにまちの活性化、商店街の活性化を思う人にとって
学べることが多いお店だと思うので
是非行ってほしい。


まちづくりショップかくあるべし
ふる里の逸品

まちづくりショップかくあるべし
地元企業の商品コーナー

まちづくりショップかくあるべし
一番奥の市民ギャラリー

まちづくりショップかくあるべし
お茶とお菓子の試食でおもてなし

まちづくりショップかくあるべし
経営者の田中さんご夫婦

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