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2006年03月15日

ユニバーサルデザインでお客を呼び戻そう

ユニバーサルデザインでお客を呼び戻そう

静岡県のユニバーサルデザイン室の作成した「みんなが喜ぶ店作り・アイディア・ヒント集小売業編」という冊子を読んでいる。

ユニバーサルデザインは、バリアフリーの考え方を一歩進めて、
「全ての人が人生のある時点で何らかの障害をもつ」という発想の起点に
した考え方です。

ユニバーサルデザインの7原則は、以下のものです。
1 誰にでも公平に利用できる
2 使う上で柔軟性がある
3 簡単で直感的に利用できる
4 必要な情報が簡単に理解できる
5 単純なミスが危険につながらない
6 身体的な負担が少ない
7 接近して使える寸法や空間になっている

ユニバーサルデザインの視点は、ビジネスの立場からも
重要なこととされてきています。

市民の3人に一人は、何らかの配慮が必要だそうです。
つまり、あなたのお店が、そうした視点から配慮していないお店ならば、
できることをしていくことで

あなたのお店に来てくれていない(敬遠している)お客様を呼び戻せるかもしれないのです。

配慮が必要なのは(静岡県内平成13年現在推計)
・65歳以上のお年寄り 約69万人(18,2%)
・3-9歳の子ども     約25万人(6,6%)
・妊娠している人     約3万5千人(1%)
・ベビーカーを使う人  約11万人(2,8%)
・障害のある人      約11万人(2,8%)
・外国人          約6万人(1.6%)

だそうです。

人口減少の要因は高齢化が急速に進むことが要因です。

ユニバーサルデザインの視点から、ビジネスを、お店を、接客応対を考えることで
ビジネスチャンスが広がるのです。

具体的には、
様々あるのですが
入りやすいお店ということから考えると

私が、いろんなお店を見ていて時々感じるのは、まず

■外から見て、何のお店かわからない、わかりにくいお店が以外と多いですね

・看板、店頭ディスプレイで、わかりやすく表現したほうがいいのではと思います。

  看板は、遠くからわかる目印にもなるといいですね。
  昔から床屋さんのクルクル回るやつは、浸透していますね。すぐに床屋さんってわかりますね。
  
  
・あとよく目に付くのが、ウィンドウに貼ってあるポスター、チラシ、POPで
 外から店内が見えにくくて、安心感を与えていないお店。

 どんなお店で、どんな商品が並んでいて、お店の人はどんな人か、お店に入る前に
 わかると安心だと思いますよ。

あと
・特別に、お年寄りとか障害のある人に配慮しているならば、わかるように、「ステッカー」など
貼ってわかるようにすると良いとされます
・人通りのあるお店ならば、声をかけたりすると、視力の弱い人やお年寄りにも伝わるといわれます。

他にも一杯アイディア、ヒントがあります。
これからの経営環境変化は、消費者起点の経営が求められる流れです。
その重要な視点が「ユニバーサルデザイン」だと思います。
是非、勉強しませんか。


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