2008年11月23日
カフェ【GATI】での時間

喫茶店へ行く理由は、人それぞれ様々あると思います
一人静かに本を読む
夫婦、友人や恋人と語らう
なんとなくゆったりと珈琲を飲みながら思索にふける
どれも心地よい時間です
そしてもう一つの喫茶店へ行く楽しみは、マスターとの会話です
私のお気に入りの喫茶店【GATI】のマスターと話をするのも私の楽しみです
しかしながら

このマスターと親しく話をするまでには時間がかかっています
無口な珈琲職人のようなマスターに、話しかけてもいいものか、かみ合わなかったらどうしよう
などと思いながら何度か行きました
こんな風にマスターと親しくなれるようにと、でも中々なれない、少しずつ会話ができるようになっていく過程もまた喫茶店の楽しみ方です
気持ちよい緊張感
珈琲か飲めればよい雰囲気が良ければよい
安あがりに時間が過ごせればよい
などとしか考えないとしたらつまらない生き方です
喫茶店という場でマスターと客が織りなす心の風景は、味わい深いものがあります
さて、こうした馴染みの喫茶店の客として
問われる場面があります
客が少なく、カウンターでマスターと話をしようと思って行ったら
カウンターに別の客がずらりといた時です
さて期待とズレてしまった状況の時
客としてのスタンス、あり方が問われるのです
喫茶店に限らす、客と店との関係という重要テーマがここで考えることができます
これは次に書きます
Posted by なかの at 10:15│Comments(0)
│カフェ(心地よい場)