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2006年03月21日

新しい会社制度~LLCとLLP

経営コンサルタントの中野です。

新しい会社に関する法律改正で、有限会社がなくなって株式会社へ一本化という記事を
書きましたが、

もう一つ、大きな変化(になるかもしれない)があります。

今まで、なかった
合同会社(LLC)(リミティッド・ライアビリティー・カンパニー)(5月1日施行予定)
有限責任事業組合(LLP)(リミティッド・ライアビリティー・パートナーシップ)(昨年8月施行)

という会社組織です。

株式会社は、出資者がオーナーの制度
合同会社は、事業をする人々が主役の制度。

合同会社は、合名会社や合資会社などの資本ではなく、人の結びつきで成り立つ会社制度とよく似ている制度。
しかし、違いは、合名会社や合資会社では出資を必要とするが、
合同会社では、出資をしない人も事業に参加できる。

また、無限責任社員を必要とせず、
株式会社と同じように出資者の有限責任であること。

関わる人の間でどのような利益配分にするか、権利義務関係をつくるか、どのような会社機関を設けるかを、定款で自由に定めることができます。

人の結びつきを大事にしつつ個人が仕事で自己実現を目指したい場合、出資者の意見に左右されたくないベンチャー志向の起業家などにむいているといえます。

さらに
有限責任事業組合(LLP)は面白い制度です。

出資者が無限責任がなく、出資比率に左右されない分配が可能な組合制度。
つまり少ない出資者であっても、そこでの仕事の内容、役割によって、分配を決められる
自治ができる。

期限を決めて行う事業で、
専門家が共同する組織であったり、異業種の会社で連携する場合、
企業と個人が連携する場合など、今までにない組み合わせが
出資力にかかわりないことで、パワーを発揮できるかもしれない
と期待されている制度です。

こうした制度によって、うずもれがち、下請けになりがちな小さな会社や個人が
活躍できるチャンスがでてくることを期待します。


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