2007年05月28日
美味しさとは何か?~ビジネスヒント

仕事で「食」や「農」に関わることが多いのです。
食関連ビジネスにおいて繁盛するための重要なポイントの一つに
「美味しさ」があります。
「美味しさ」とは何でしょう?
考えてみる必要があると思います。
人が「美味しい」というのは多種多様です。
一人ひとりに個別対応は、現実的には難しいのでしょうから
この味こそ美味しいというものを提供していくのでしょう
この味とは?
考えてみたのは、
1 その人にとって慣れ親しんだ味
2 旬の味
3 子供の頃、体感した(記憶に残る)味
4 心地よい環境(空間、時間、人間)での食事
5 科学的には、グルタミン酸やイノシン酸といったアミノ酸
このように考えてみましたがいかが?
但し
科学的には、とてつもなく美味しい(旨い)料理を作ることは可能だそうですが
人間は、不思議なことに、美味しすぎるものは飽きるのだそうです。
過去記事の人が食べていると食べたくなる参照。カップヌードルが30年ヒットし続けている理由
「美味しさ」は商売繁盛の重要なポイントですが
何が美味しさなのか、美味しいと感じてくれるのか
研究し続ける必要があります。
最高級の食材を使っているからといって顧客が美味しいと感じてくれるとは限りません。
一般の人にとっては、慣れ親しんだモノの野方が美味しいと感じてしまいがちです
そんなとき料理人が、お話する、伝える言葉が大切ですね。
Posted by なかの at 21:15│Comments(0)
│食と農業とビジネス