2007年10月25日
付加価値を高めるには

写真は、遠州縞のシャツです
伝統的だけど斬新なデザインだと思いませんか?
しかも
一人一人合った柄とデザインにオーダーメイドしてくれます
半袖を着ていましたが、すっかり気に入って長袖を作ってもらいました
遠州綿紬、遠州縞は私たちのまちの伝統的な技術であり、商品です。
・綿100%の天然素材(遠州地域の風土・気候にフィットしている)
・日本の色使い(日本にある色、自然の色)
・新しいデザイン(150種類以上の新しい柄の織物ができてきました)
さて
付加価値を高める話の2回目です。
参考2007年10月21日「付加価値を高く」
売上の額の大きさを最大にと、求めるよりも、そうした物差し(価値基準)から離れて
身の丈の、人間性を大切にしたビジネスのあり方に向かいたい
そんな取り組みのために考えています
視点を変えれば
付加価値を高くするにはですね
これには
二つあって
理性的な付加価値アップ
感性的な付加価値アップ
理性的というのは、やはりこの100年追求してきたノウハウである生産性、効率性の手法
生産に関わるところで、流通に関わるところで、効率のアップですね
これも大切です。
もう一つは
感性的、心理的な視点から価値を高める視点です
こちらは、
・他との違いがある
・他よりも優れている
・認知度を上げる
・共感してもらう
・信頼される
といったことが大切です。
独自の個性がある。地域の歴史や文化とつながっている。優れた品質や機能がある。デザイン性が高い。
それらを知ってもらう。理解してもらう。共感してもらう。共感する物語がある。話題性がある。
生産の様子や人が見える。生産から流通、販売時点、フォローなどの過程全てに信頼を高める取り組みがある。
といったことでしょうか。
感性を活かす経営が大切です。
Posted by なかの at 17:16│Comments(0)
│感性を活かす経営